ポケモンGOでトレーナーバトル(対人戦)ができるようになりましたが、「どれぐらい難しいのか?」「気軽にできるゲームなのか?」というのは気になるところです。
トレーナーバトルのどのような点が難しいのか、難易度を考察していきます。
3体のポケモンの選出をどうするか?
どのポケモンを選出するかは非常に重要です。ポケモンは弱点や耐性というタイプごとの相性があるため、それを理解・利用して戦うことが必要です。
選出する基準として重要なのは、「どのタイプのポケモンを育成するか」「どのわざ構成にするか」の2点です。
どのタイプのポケモンを育成するか?
これは難しいところはありますが、基本的に考慮するポイントとして2点あります。
- 耐性が多いタイプのポケモンを育成する
- 弱点を多くつけるタイプのポケモンを育成する
耐性が多いタイプのポケモンを育成する
例えば、1つのタイプだけに耐性を持っているポケモンと比較し、4つのタイプに耐性を持っているポケモンのほうが、色んなタイプのポケモンやわざの攻撃を軽減することができます。
相手の攻撃を軽減することができれば、ダメージ量を減らして長く戦うことができるため、耐性を多く持つポケモンを選ぶのは「負けない戦い」をするために考慮したいところです。
耐性が多いポケモンとしては、「メタグロス:10のタイプに耐性あり」「クチート:11のタイプに耐性あり」「エアームド:10のタイプに耐性あり」などがあります。
弱点を多くつけるタイプのポケモンを育成する
相手にどれだけダメージを与えることができるかというところももちろん重要です。相手の弱点を上手く突くことで多くのダメージを与えることができます。
弱点を多く突く事ができるタイプとしては、「5つのタイプを突ける:かくとう/じめん」「4つのタイプを突ける:いわ/ほのお/こおり」があります。
タイプ相性の理解が難しい
ポケモンGOはタイプは18種類あります。そして、そのタイプ同士の相性を考えて攻撃・防御・ポケモンの交代をしていくことが勝つために重要です。
このタイプ相性を理解していくことがバトルの難しさであり、楽しさでもあります。
どのわざ構成にするか
わざは「ノーマルアタック(わざ1)」と「スペシャルアタック(わざ2)」があります。
「ノーマルアタック」は覚えているわざが重要
トレーナーバトルでは「スペシャルアタック」が全て1ゲージわざになるという話しがあったり、「スペシャルアタック」は「シールド」で防がれる可能性もあるため、「ノーマルアタック」でどれだけダメージを与えることができるかは重要になってくる可能性があります。
そうであれば、DPS(1秒あたりのダメージ量)の高い「ノーマルアタック」を覚えているポケモンを選出する/わざマシンで変更することも重要です。
DPSが高い「ノーマルアタック」としては、「はがねのつばさ」「アイアンテール」「ドラゴンテール」がトップ3の優秀さを持っています。
どの「スペシャルアタック」を覚えさせるか
スペシャルアタックは、2つ目を覚えることができるようになりました。ですので、2つあるスペシャルアタックの使い分けも勝敗に左右してきます。
ゲージのたまりと威力が異なるスペシャルアタックを使い分けたり、タイプ相性の異なるスペシャルアタックを使い分けて戦うと有利に進めることができそうです。
タイプ相性の理解とわざ構成が非常に重要
上記で紹介したように、タイプ相性の理解とわざ構成の戦略が非常に重要です。
しかし、このようなタイプ相性の理解も簡単ではありません。当サイトでもリーグごとのおすすめポケモン/わざ構成を紹介していきますので参考にしてください。
どのバトルリーグで戦うか
トレーナーバトルでは、3つのバトルリーグが存在します。
リーグ名 | 参加可能ポケモン |
---|---|
スーパーリーグ | CP 1,500以下 |
ハイパーリーグ | CP 2,500以下 |
マスターリーグ | 全ポケモン(制限なし) |
「スーパーリーグ」が一番難易度が高い
バトルリーグの難易度は「スーパーリーグ > ハイパーリーグ > マスターリーグ」になります。
「スーパーリーグ」だと CP 1,500 以下のポケモンであれば参加できるので、最大CPが 1,500未満のポケモンを外すと、第3世代まででも 238種類が対象になります。
これが「ハイパーリーグ」になると、最大CP 2.500 未満のポケモンを外すと 88種類と大幅に減ります。
候補となるポケモンの種類が多くなると、それだけどのポケモンが良いか悩んだり考察する必要が出てきますので、まずは「マスターリーグ」か「ハイパーリーグ」あたりから開始しましょう。
どう戦うか
トレーナーバトルの一番難しさを感じる部分、バトル自体の難易度を見てみます。
どのタイミングで「シールド」を使うか
「シールド」を使うことで相手のスペシャルアタック(わざ2)を軽減できます。軽減できるのはスペシャルアタックだけで、ノーマルアタック(わざ1)は軽減できません。
この「シールド」は、相手がスペシャルアタックを放ったタイミングで使うかどうかを選択できます。
「シールド」は1度の対戦で2回までしか使うことができませんので、最初の方で使って早く勝負を決めに行くのか、後半に残してここぞというときに耐える戦いをするのかという戦略の見極めが必要ですね。
2つのスペシャルアタックをどう使い分けるか
ゲージわざとなるスペシャルアタックは、ゲージがたまってボタンを押してから3秒間ボタンをタップした回数で威力が決まります。まずは連打することが必要ですね。
そして、スペシャルアタックは2つ覚えさせて使うことができますので、この使い分けを考えて行くことが必要です。
「ゲージのたまりが遅く威力が高い」&「ゲージのたまりが速く威力が低い」2つのわざで揃えて、最初は威力が高いゲージわざでHPを削り、終盤はゲージのたまりが速いわざで少しでも速く相手より先に攻撃するという戦略が有効かもしれません。
また、タイプの違うわざで揃えて、出現した相手のタイプによって弱点を突くわざを発動するという使い方も有効です。
ポケモンをどのタイミングで交代するか
トレーナーバトルでは、ポケモンを3体まで選出することができ、好きなタイミングで交代することができます。(ただし、交代後は50秒間交代できない)
そのため、相手のタイプを理解しわざを読んでポケモンを交代することが有利な戦いにつながります。
ただし、相手のタイプの弱点を突くポケモンに交代したあと、相手がさらにポケモンを交代して反対に弱点を突かれて50秒間攻め続けられたということも考えられるので、単純に相手に合わせて交代すればOKでないところは難しいですね。
先を見据えた選択と一瞬の判断力
バトルは相手のポケモンや発動わざ、そして相手と自分のHPの減り具合を考慮してこちらもポケモン交代やスペシャルアタックを選択して攻撃をすると有利になります。
これには、ポケモンのタイプ相性に対する理解と、それをバトルで活かす瞬時の判断力が必要です。
このあたりはやり込むとそれなりに深い理解や特訓が必要なので、気軽に楽しみたい方はあまり考えず好きなポケモンやわざを発動して楽しむのもイイと思います!
トレーナーバトルを楽しめるかどうかで決めましょう
トレーナーバトルは対人戦のため、戦略や運が必要です。そのためにジムバトルやレイドバトルと比較して、この記事で紹介したようにバトルを有利に進めようとすると考慮すべきポイントが数多くあります。
しかしそこを苦痛に感じてしまうと楽しくなくなってしまいます。あまり深く考えると難しくなってしまうので、まずはどんなものか試しながらやってみましょう。
そして、「自分には合わないな」「楽しめないな」と思ったらトレーナーバトルをやらず他の要素やイベントで楽しめば良いですし、楽しさを感じるポイントがあれば続ければOKです。
難易度を理解しながら、自分のスタイルに適したトレーナーバトルで楽しんでいきましょう〜