GOバトルリーグ(PvP対戦)はランクがあがってくると、勝つためには選出するポケモンと同じ、あるいはそれ以上に戦い方・立ち回り方法が重要になってきます。
ここでは、少しでも勝ちに近づくためのバトル方法のテクニックを紹介します。
対象者として、バトル回数を30回以上は実施し、ある程度問題なく操作ができる方を想定しています。内容が難しいと感じる場合はもう少しバトル回数を重ねて操作に慣れるか、わかるところから試してみてください。
バトルは様々なポケモンや状況が存在するため、ここで紹介した方法を実施すれば必ず勝てるというものではありませんのでご注意ください。
5月21日 | 起点・ブラフ・交代ポケモンについて追記 |
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有利対面を維持する
最初の1体で有利になるかどうかは運要素が大きいですが、できるだけ相手のポケモンに対して有利(まともにバトルして勝利できる)な状況を維持するようにします。
維持することで、例えば
など勝ちにつながる流れを掴むことができます。
最初の1体で不利対面(出し負け)になったとき
バトルが開始されお互いが最初の1体を出します。このときに不利対面(普通にバトルすると負ける)となったときの立ち回り方です。
PvP対戦では「最初が不利対面になるとほぼ負け決定」と言われることもありますが、上手くバトルすることで終盤に逆転できる可能性は十分あります。
不利なポケモンを把握しておく
最初に自分が出すポケモンに対して、「どのポケモンを出されると負ける(不利になる)のか」をバトル前に把握しておきましょう。
以下ではスーパーリーグ・ハイパーリーグでよく選出されるポケモンの不利となるポケモンも紹介しています。
不利対面となった場合は基本的にポケモンを交代して対応します。
相手のノーマルアタックが高威力な場合
不利対面で相手のノーマルアタック(通常技)が中・高威力な場合はすぐに交代します。高威力だとノーマルアタックだけでどんどんHPが削られてしまうためです。
高威力のノーマルアタックは主に以下の技があります。
以下一覧でDPSの数値が高い技が高威力であり、DPS数値の低い技が低威力です。
相手のノーマルアタックが低威力な場合
不利対面で相手のノーマルアタックが低威力の場合は、以下のタイミングを見計って交代するのがベストです。
- ノーマルアタックを撃ってスペシャルアタックのゲージをためる
- 相手がスペシャルアタックを撃つ直前
低威力の場合は攻撃を受け続けても大きなダメージになりません。低威力のノーマルアタックは主に以下の技があります。
そのため、今のポケモンを交代して引っ込めるとしても、再登場したときに少しでもスペシャルアタックをすぐ撃てるようにゲージをためておきます。(ためたゲージは交代してもそのままです。)
あまりシビアなタイミングを狙うと向こうがスペシャルアタックを撃ってしまいシールドを使わざるを得ない状況になってしまうため、慣れるまでは早めの交代で OK です。
どのポケモンに交代するか?
悩ましいのは、不利だからと相手ポケモンに有利なポケモンを出してもその直後に相手がまた自分のポケモンに有利となるポケモンへ交代してくることです。
ポケモンを倒されたとき以外の交代は、その後60秒間交代ができなくなるため不利なバトルが続いてしまう傾向にあります。
耐久型で弱点が少ないポケモンで耐える
弱点のタイプが多かったり耐久力が低いポケモンを出すとすぐに対策されたポケモンに交代されて倒されてしまう可能性が高いです。
そのため、不利な状況でも相手の攻撃を耐えてある程度ダメージを与えることができる以下のような耐久型のポケモンへの交代がおすすめです。
上記のように「エスパー」タイプのポケモンは弱点が少なく、攻撃面でも多彩な技を覚えるポケモンが多いためおすすめです。
最初の1体で有利対面(出し勝ち)になったとき
最初の1体で有利になったときはガンガン攻めましょう!
相手が交代してきたらこちも有利なポケモンへ交代
こちら側の有利対面で始まると、相手は不利な状況を解消するためポケモンを交代してきます。
相手は交代後60秒間は他のポケモンは交代できないため、こちらも相手の出したポケモンに有利となるポケモンへ交代して有利にバトルできる状況を続けて一気に攻めていきましょう。
相手が出してきそうなポケモンを把握してパーティを組む
最初に有利対面(出し勝ち)になったときに相手が交代するポケモンを読んでこちらもさらに交代で有利対面をとれるポケモンをパーティに入れておくようにします。
例えばこちらが最初に「チルタリス」を出して有利対面となり、相手が「マリルリ」に交代したとします。
このままではこちらが不利になるため、「マリルリ」の弱点を突くことができる「くさ」タイプのフシギバナやメガニウムなどをパーティに入れておくことでバトルを有利に進めることができます。
シールドを使うタイミング
勝つための戦略として、バトルで2回しか使うことができないシールドをどの場面で使うかは非常に重要です。
基本は大ダメージを受けるときに
バトルトータルで受けるダメージを考えると、「効果はバツグンだ!」などで大ダメージを受けるときにシールドを使うのが有効です。
「効果はいまひとつだ…」で少ないダメージのときにシールドを使っても効果が薄いというかもったいないですよね。
これを把握するためには自分の出すポケモンのタイプ弱点を把握し、よく相手が出してくるポケモンのどの技だと大ダメージを受けるかを把握しておきます。
この技を受け倒されると負けバトルとなるときに
例えば、今バトルしている敵ポケモンに自分のポケモンが倒されると、その敵ポケモンを倒すことができる有利なポケモンが自分の手持ちからなくなるとします。
そうなるとこのバトルは負け同然になってしまいます。何としても倒す、あるいは相討ちレベルにするためにシールドを使って耐えて攻撃をしていきましょう。
序盤で無闇に使わない
シールドを使うかどうかの選択場面になると、どうしても焦って使ってしまいがちです。
しかし序盤でシールドを使い切ってしまうと中盤以降は相手の攻撃を必ず受けることになりやられ放題という状況になってしまいます。
無闇に使わずグッとこらえて使うタイミングを狙っていきましょう。
相手の技を受けたときにダメージ量を把握しておく
これは経験と慣れも必要ですが、シールドを使うタイミングを見極めるために相手のスペシャルアタックを受けるとどのぐらいのダメージになるかを把握しておきます。
そうなると「ここは1発受けても耐えられるからシールドはやめておこう」とか「ここであの技を受けると大ダメージで不利になるから使っておこう」などの判断材料になります。
最初は判断が難しいと思いますが、バトルを重ねていきよく選出されるポケモンの技と受けるダメージを覚えていきましょう。
- 弱点を突かれ大ダメージを受けるとき
- ここで倒されると相手ポケモンを倒すポケモンがパーティにいなくなるとき
- 明確な理由がなければ無闇に使わないようにする
スペシャルアタックを撃つタイミング
スペシャルアタック(ゲージ技)は基本的にゲージがたまったら撃つことになりますが、相手ポケモンのHPと自分の技、さらに相手の後ろに控えているポケモンを考慮してタイミングを計ることができるとベストです。
相手のスペシャルアタックよりも先に撃つ
相手にスペシャルアタックを撃たれると倒される、あるいは大ダメージを受けてその後不利なバトルになりそうなときは相手より先に撃つようにします。
ゲージを溜めながら撃つ
相手のスペシャルアタックを十分耐えることができる場合は、即撃つのではなく相手の交代や状況を見ながらゲージを溜めつつ撃ちます。
ゲージを溜めることのメリットは「相手の交代受けを回避する」「倒した次の相手や交代して再登場した後にすぐスペシャルアタックを撃てる」があります。
不利対面でポケモン交代できないときにどうするか
バトルで最も焦ってしまうときの一場面として、「不利対面だけどポケモン交代ができない」があります。このときにどうするかです。
ポケモンを捨てることができるかどうか判断する
「捨てる」というと言い方が乱暴ですが、シールドも使わずそのまま倒されても良いか、それともなるべく食らいついていくかを決めてバトルします。
捨てる場面
今自分が出しているポケモンが倒されても、残りの手持ちポケモンに相手ポケモンを倒すことができるポケモンがいる場合は、潔く倒されるのもアリです。
ここでシールドを使って消費してしまうより、温存して後半戦につなげます。それでもできるだけ相手のHPを減らすようにします。
食らいつく場面
今のポケモンであれば少しは善戦できるけど、倒されてしまうと残りの手持ちのポケモンで今相手が出しているポケモンを倒すことができない! というときは何とか食らいつきます。
シールドを使い目の前の敵ポケモンを全力で倒しにいきましょう。
交代受けを狙う
「交代受け」は相手がスペシャルアタックを撃つ直前のタイミングでポケモンを交代するテクニックです。
ダメージを抑えるための交代
主に不利対面でこののままだとこちらが大ダメージを受ける場合に、相手のスペシャルアタックにタイプ耐性のあるポケモンに交代してダメージを抑えます。
またバトルが進んでほぼあと一撃で倒されてしまうポケモンが控えに残っているとします。その場合にスペシャルアタックを受けるときにそのポケモンへ交代して残したいポケモンのダメージを抑えることもできます。
相手にゲージを消費させる交代
このままスペシャルアタックの撃ち合いを相手と続けた場合、こちらが倒されて不利な状況、あるいは負けてしまうとします。
その場合、HPが非常に少なくても交代できるポケモンが残っていれば、交代受けをして相手のゲージを消費させ、次に相手のゲージが溜まる前に攻撃して倒すことができます。
タイミングが難しい
交代受けは交代のタイミングが難しいです。タイミングが早すぎると相手に撃つ技を変更されたり交代されて不利対面となる可能性がありますし、遅いと相手のスペシャルアタックをそのまま受けてしまいます。
高度であり慣れが必要ですが、代表的なポケモンのスペシャルアタック発動までの技1回数を把握し、ある程度勘や感覚で相手の動きを読んで操作することも必要です。
- 相手がスペシャルアタックを撃つ直前のタイミングでポケモン交代をする
- 受けるダメージを抑えることができる
- 相手にゲージを消費させる目的でも使える
起点とする動きをする
起点(きてん)にするとは、ゲージを溜めた状態で相手を倒し次のポケモンのバトルへつなげることです。
相手のHPが少ない場合は、スペシャルアタックを撃ちゲージをゼロにしてしまうのではなく、ノーマルアタックだけで倒すことでゲージを溜めた状態とすることで次の交代相手にすぐにスペシャルアタックを撃ったり、ゲージを溜めたまま交代するなどの行動ができます。
ただし、無理に起点にしようとすると『こちらがノーマルアタックで倒すより前に相手のスペシャルアタックが飛んで倒されてしまった/シールドを消費されてしまった』という落とし穴もあるため要注意です。
- ゲージを溜めた状態で相手を倒し次のバトルへつなげる
- 次の相手にすぐスペシャルアタックを撃ったりゲージを溜めた状態で交代することが可能
- 相手のスペシャルアタックが速く飛んできて倒されないよう注意
スペシャルアタックのブラフ撃ち
ブラフとは簡単に言うと「ハッタリ」のことで、主に相手にシールドを消費させる目的でゲージの少ないスペシャルアタックを撃つことを指します。
例えばこちらが「マリルリ」で「れいとうビーム/ハイドロポンプ」の技を持っており、相手は「ハイドロポンプ」が有効なポケモンだったとします。
- ハイドロポンプの技を撃てるまでゲージを溜める
- 「れいとうビーム」を撃つ(ブラフ)
- 相手は「ハイドロポンプ」だと思いシールドを使う
- 相手にシールド消費&こちらも少しゲージを溜めた状態でバトル継続
ブラフ撃ちを使うかどうかは相手との心理の読みあいです。
上手く決まればその後のバトルを有利に進めることができますが、相手に読まれてシールドを消費されない状況となった場合は逆にこちらが窮地に陥る場合もあります。
交代するポケモンを見極める
序盤で交代をどのポケモンにするかは、終盤に向けてバトルを有利にするために重要です。
のちのち不利対面を作らないような交代をする
例えば、相手が最初に「エアームド」を出しすぐ次に交代で「マリルリ」を出したとします。こちらは交代先として「メガニウム」と「アローラライチュウ」を持っているとします。どちらも「マリルリ」には有利です。
このときは、「メガニウム」を出すようにします。理由は「メガニウム」を残して終盤に「エアームド VS メガニウム」となってしまうと圧倒的に負けてしまうためです。
このように『相手ポケモンに圧倒的な不利ポケモンを持っている』ことがわかったときは、できるだけ不利対面を作らないような交代をしていきます。
スペシャルアタックの途中で動きを止めるのやめてください。
先にチェンジした相手のポケモンに対して有利なポケモンを出したら、すぐにチェンジされました。どうして?
勝てない